今回は現代の生き方について説明していきます。
上の図はゼロ位置は生まれた状態です。このゼロ位置から上が現代の生き方で下が自分と繋がった生き方です。
生まれてきてから周りにあるものを見て・触って・舐めて・聞いて五感によって認識し、記憶していきます。
記憶が溜まるごとに認識力が増し、それぞれの使い方を覚えていきます。
物の区別、音の区別、匂いの区別、味の区別、言葉の区別
区別が出来てくると使い方を覚えるようになります。
同時に言葉によっての教えも覚え、五感の記憶より言葉の記憶が優先されるように教えられます。
自分の五感の認識より、周りの大人の持っている常識を優先させようと正していきます。
これが図にあるように、意識が社会(環境)の常識を記憶していき、自分の考えが周りと同じようになる仕組みです。
環境や人によってそれらは様々あり、適応能力があるか、それぞれに使い分けられるのか、様々なコミュニケーションという問題が起こってしまっています。
さらにこれらが進むと、記憶する社会(環境)が多くなればなるほど複雑化し、時と場合によって自分の人格を変容させていきます。
一体どの自分が本当の自分なのだろう?
自分の中に多重人格が存在し自分すら分からなくなっていきます。
自分すら分からなくなるので、この社会というものも理解できず、人の正解を求め、大多数の答えが正解なのだと無意識に進んでいきます。
特に日本人は周りと同じが安心するような環境に身を置いているので無意識のうちにそれらは身についています。
自分のいる環境と同じに育ちそれらが自分だと信じて疑いません。
また、それらの自分が環境によって徐々に変わっているということも気がついていません。
今のあなたという存在はどうですか?
環境によって作られた自分と同じものを好んで選んではいませんか?
共感や正当化を求める事は今の自分をそのまま生きる事を選んでいます。
変わらない努力をしています。
その後の人生は過去に起こった事を繰り返させる生き方で無限ループを自ら作り上げています。
あなたの抱えている問題はいつからしていますか?
時・場所を変え同じ事を繰り返していませんか?
社会を記憶し記憶したものを自分と思い込んで生きている人生
記憶と知識を軸に生きている状態です。
これがほとんどの人に当てはまる現代の仕組みです。